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2009年6月18日 (木)

国民不在の政治

(植草一秀の『知られざる真実より』・・一部抜粋)

民主党鳩山由紀夫代表と麻生太郎首相による2回目の党首討論が行なわれた。

鳩山代表の言葉に思わず涙が溢(あふ)れた。

鳩山代表は一人一人が居場所を確保できるための施策を懸命に訴えた。

心に響く訴えかけだった。

この4月から生活保護の母子加算が打ち切られた。

鳩山代表は小学生の女の子が高校に進学するのをあきらめた話を紹介した。

高校生の子が親に修学旅行に行かなくてもいいと話をした事例を紹介した。

母子加算の廃止に伴う支出削減は200億円とのことだ。

どうしてこのような支出に手を入れるのか。

麻生政権は一方で13.9兆円の補正予算を編成した。

補正予算には、本予算で6490億円しか予算が計上されない公的部門の施設整備費に2.8兆円もの国費が投入される。

大盤振る舞いの補正予算で、役人が使用する公共施設を豪華に刷新するのだ。

マンガ・アニメの殿堂には建設費だけで117億円が用意される。 

また、「エコカー」、「エコ家電」にかこつけて、役所の公用車が1万5000台=588億円、地デジ対応テレビが7万1000台=71億円、購入される。 

さらに、58の基金に4.6兆円の国費が投入される。

4.6兆円のうち、どれだけが事務経費に充当されるのかは国会審議でも明らかにされなかった。

58基金への4.6兆円が「天下り」利権拡大に利用されることは間違いない。 

14兆円もの国費を投入するなら、はるかに優先順位の高い費目が存在する。

①失業者の生活保障、非正規労働者のセーフティネット整備、

②高齢者の介護、医療体制整備、

③子育て・教育費助成、

④障害者自立支援法改正、

⑤後期高齢者医療制度廃止、

⑥消えた年金修復事業の早期完結、

⑦生活保護強化、

などの施策が優先されなければならなかった。

本当に必要とされる対象には国費が投入されず、「大資本」と「官僚」への利益供与だけが実行された。

すべての国民に居場所を確保するための政策を最優先する。

そのために必要な政策を、責任をもって実行するのが政府の役割だとする。

「カネが足りないから必要不可欠な政策を切る」のではなく、「必要不可欠な政策を実現するために財源をねん出する」のが鳩山代表の示した基本スタンスだった。

鳩山代表は財源の捻出方法が三つあると述べた。

①増税、②借金、③無駄の排除、である。

鳩山代表は、官僚丸投げの自民党政治からは、②借金、と、①増税、の発想しか出てこないことを厳しく糾弾(きゅうだん)した。

鳩山代表は、まず徹底的に取り組むべき課題を、③無駄の排除、であるとした。

③無駄の排除を徹底するために、政権交代を実現すれば、次の総選挙までの4年間は、増税を封印することを国民に約束することを明言した。

昨日の党首討論についての論評です。

ワタシもまず先に、官僚や与党サイドの既得権益などから発生する、無駄の徹底した排除が、必要なのだろうかと思いますな。

そうでなきゃ、いくら与党サンが「奇麗事」を言っても、「信じられない」位の不信感を私は持っています。

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