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2009年6月 1日 (月)

GMよさらばじゃ!

GMが逝くにあたって、ワタシが考えている事と、ほほ同じことが、ほかのブログにも書いてあってので、記載します。

金融市場は、とっくに倒産を織り込み済みと見られているが、筆者は決してそうは思わない。

先週には、続々と簿外負債が明るみに出始め、対外負債4兆円だったはずが、いつのまにか20兆円を超えてしまっていた。

飛ばし分を連結すれば、さらに十倍以上になるはずだ。

GMは、数年前から自動車製造業ではなくなっていて、それは自動車ローンを軸にした巨大な金融産業であった。

さらにGMの稼ぎ頭は、なんとポルノ産業だったともいわれる。

こうした実態が、倒産とともに明るみに出始めれば、おそらく世界に新たな衝撃が走るだろう。

倒産すれば、破綻処理の過程で隠された負債が数倍~数十倍に膨らんで世間を驚かせるのは、日本と同じグローバルスタンダードのインチキ伝統で、エンロン倒産のときに思い知らされていたはずだ。

これから曝露される飛ばし負債によって、世界中で数千社が道連れ倒産に追い込まれることだろう。

一番の問題は、GM債権処理が放棄された最大の理由が、負債をアテにならない株に変えるよりも、破綻させてCDS(債権破綻保障保険)を受け取った方がリスクが小さいと、債権者が考えたことだった。

アメリカ政府とGM首脳は、社債所有者などに、負債を大幅に割り引く変わりにGM新会社の株券を渡すという取引を持ちかけたのだが、そのGM新会社の将来性がほとんどないと判断されたのだ。

破綻に至る、この5年間のGMは、新主力商品の開発を事実上放棄し、ブッシュ政権に賄賂を送って、時代遅れの大型SVUの販売に優遇措置を執らせるような無能で姑息な販売促進策だけにこだわり続けてきた。

そして、儲けの主力も、本業よりは効率的な金融投機で儲けることしか考えていなかった。

それどころか、GM内部で究極の省エネカーとして開発されていた非常に優れた電気自動車計画を、「不要無用の誤った選択」として経営陣が叩きつぶし、すでに売った電気自動車も回収して、ラインも潰してしまっていたのだ。

数百億円の給与をぼったくって、自らの優越性を自慢していたGM経営者は、金融投機のボロ儲けに魅入られ、まさしく金儲け競争の狂人と化していた。

彼らは、GMをアメリカ産業の主軸として、人民や国家に役立つ会社にしたいとは露ほども考えておらず、ただ自分の個人的な目先の名誉と利益だけを追求してきたのだ。

これでは会社が潰れるのは、あまりに当然であって、同じことは無謀な拡張路線を無警戒に続けたトヨタやホンダの経営陣にも言えるだろう。
 
そうして、とうとうGM倒産の日がやってきた。

債権者の多くはCDS契約の支払いを求めることになるが、そうした破綻保険の最大の引受先はAIGだった。この会社は、昨年とっくに倒産し、政府の管理下で再建されたもので、GMと関連会社の倒産に伴うCDS支払総額は、おそらく50兆円以上に達するのではないか?

こんな金がAIGを国有化したアメリカ政府にあるのか?

あるはずがない。そこで結局、AIGも見捨てるしか選択肢がない。

これがサブプライム以来の世界大恐慌、第三幕になると指摘しているのである。

長文を読んでいただきありがとうございます。

謝謝!

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