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2009年7月 8日 (水)

中国新疆での暴動の件

中国当局は7日、150人以上が死亡した今回の暴動を独立派のウイグル亡命組織が計画・扇動したと結論づけた。

これは昨年3月のチベット騒乱と同じ構図で、ウイグル亡命組織を「中国人民の敵」と位置づける狙いがある。

だが、現地のウイグル族住民は「死者は数百人規模」で「治安部隊がウイグル族に向かって発砲し殺害した」と憤りを強めており、共産党支配に対する抗議行動が各地に広がる可能性をはらんでいる。

「武装警察部隊は男を裸にし、首を足で踏みつけた。体に傷が少しでもあると暴動に参加したとして連行していったわ!」

ウルムチ市内南部。ウイグル族の女性数百人が泣きながら一斉に拳を振り上げた。

怒りのあまり卒倒した中年女性もいた。周辺一帯で「300人ほどが連行された」という。

「60歳の女性も殴打された」「無事に家族を帰せ」と、女性たちの抗議集団がデモ行進を始めた。

数百人の武装警官が鎮圧用トラックや装甲車とともに待ち構える。

「やめろ! 鎮圧の口実に使われる」と、集団の中からデモ隊を制止する声が上がった。

しかしデモ隊は武装警察部隊と“衝突”、女性たちは押し戻された。

これに対し、漢族数千人も「ウイグル族に攻撃された」とスコップや棒を手に市内をデモ行進した。

現在、双方の民族は襲撃に備えて“自警団”を組織するなど、市内は緊迫した雰囲気に包まれている。

「武装警察部隊は足に向かって発砲した。女性に向けても撃った」

死者156人とする当局に対し、「ありえない。数百人規模で死んだ」とウイグル族の男性たちは憤った。

一方で「威嚇射撃だけだった」と証言する女性もいる。

死者の中に当局の発砲による死者がいるのかいないのかは不明だ。

「(今回の暴動は)民族問題でも宗教問題でもなく、祖国分裂を目的としたものだ」

ウルムチ市当局は7日、記者会見を開き、何度も強調した。

亡命ウイグル人組織を束ねる「世界ウイグル会議」が今回の暴動を計画し組織し扇動したという。

石油、天然ガスが豊富に埋蔵する新疆は中国経済の「生命線」だ。

そして分離独立派との戦いの最前線でもある。

当局が今後、ウイグル独立派組織の一掃に乗り出すのは確実とみられる。

しかし、自治区内で進む「漢族化」と当局の締め付けに対するウイグル族の怒りは、火山のマグマのようにうねり続けている。

(ウルムチ 野口東秀/産経新聞)

この地域は現在の中国の歴史的背景から考えた時、とても複雑なものがありますね。

ワタシのような部外者が、こういった件にコメントを出す事自体、関係ないことなのでしょう。

しかし、中国大好きのワタシとしては、とても心が痛む事件です。

本当に普通の一般住民が、怪我をしたり亡くなったりしている事に、悲しさを覚えます。

彼らはとても宗教心も厚いし、普段の心もごくごく平凡です。

いろいろと複雑な事情はあるのでしょうが、弾圧的な行為は、あまり良いものではありませんな。

なんで、当局はいい感じの落しどころを、探ろうとしないのでしょうかね?

一方的は、やはり良くないよ。

同じ国家の住民なんだからさ。。。。。

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