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2009年12月18日 (金)

死刑を求める被告に死刑を与えるなら刑が刑として機能しない

茨城県土浦市のJR荒川沖駅通り魔事件と別の殺人事件で殺人、殺人未遂罪などに問われた同市中村東3、無職、金川真大(まさひろ)被告(26)に対し、水戸地裁は18日、求刑通り死刑を言い渡した。

鈴嶋晋一裁判長は主文を後回しにして判決理由から朗読を始め、「犯行は人格障害によるもので、行為の是非の弁別性、行動制御能力には影響していない。完全な責任能力がある」と認定。

さらに「極めて残忍な犯行であり、死刑願望を満たすという動機は強く非難されなければならない。

更生の可能性は極めて厳しい」と指摘した。

弁護側は控訴し、受理された。

判決によると、金川被告は08年3月19日午前9時15分ごろ、土浦市中村南5、無職、三浦芳一さん(当時72歳)方で、三浦さんを文化包丁(刃渡り約18センチ)で刺殺。

殺人容疑で指名手配中の同月23日午前11時5分ごろ、同市のJR荒川沖駅改札口南側の通路などで男女8人の首などに文化包丁とサバイバルナイフ(同約21センチ)で切りつけ、同県阿見町、会社員、山上高広さん(当時27歳)を殺害し、男女7人に重軽傷を負わせた。

金川被告は6月3日の第3回公判で、動機を問われて「自殺は痛い。人にギロチン(のボタン)を押してもらう方が楽」「死刑になるまで殺し続ける」などと陳述。

計2回実施された精神鑑定は、金川被告を自分が特別な存在と空想する「自己愛性人格障害」と診断し「責任能力に問題ない」とした。

検察側は論告で「謝罪はなく、更生の可能性は皆無」と死刑を求刑。

弁護側は「心神耗弱だった疑いが残る」と主張し「死刑を求める被告に死刑を与えるなら刑が刑として機能しない」と訴え、「死刑願望がなくなれば更生の可能性もある。完全責任能力があったとしても無期懲役が相当だ」と死刑回避を求めていた。

【毎日新聞】

死刑願望の被告に死刑を与えるなら刑が刑として機能しない。。。

そうなんですよね。

本人が死刑を望んでいるのに、死刑の刑じゃ罰にならない。

被害にあわれた遺族の心情などを考えれば、賛否両論あると思うのですが、無期懲役ってのもけっこう本人にとってはつらい罪なんじゃないかなと思います。

死刑は本人をこの世から抹殺してしまうのだから、これは極刑ですわな。

無期懲役・・例えば無期強制労働を伴った無期懲役ってのも、けっこうな懲役になるとも思うのですな。

今回のようなケースのばあい、本人が望まない形での極刑。

無期強制労働無期懲役なんてのがあったら、ちょうどいいとも思うのです。

ワタシには、このテーマは重過ぎますが、ワタシ的感覚としてはそう思ったりしてマス。

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