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2010年6月30日 (水)

世界の株価指数 危険水域へ

29日の海外市場はどこも売りプレッシャーに晒されました。

世界連鎖株安の原因を作ったのは-4.27%の急落を演じた上海市場です。

上海総合指数の下落の一因は木曜日に発表が予定されている中国の製造業購買担当者指数の数字が悪くなるだろうという噂によります。

これに加えて米国の民間調査機関、カンファレンス・ボードが4月の中国景気先行指数の計算に間違いがあったことを認め+1.7%から+0.3%へと下方修正したこともセンチメントを害しました。

上海総合指数は29日、2427.05で引けており、これは最近の安値である5月23日の2481.97(ザラバ・ベース)を明らかに下回っています。つまり下げという点において上海市場は世界をリードしているのです。

一方、欧州市場に目を転じると、欧州中央銀行(ECB)の巨大なオーバーナイト・レンディング・ファシリティが木曜日に期限満了となります。これによりクレジット・クランチが起こる懸念があります。

29日の引け値は比較的チャートの形が悪いフランスのCAC40指数の場合、3432.99であり、これは5月25日につけたザラバ安値の3287.57より未だ上にあります。

英国のFTSE100指数を見ると29日の引け値は4914.22で、5月25日のザラバ安値4898.49にあと少しのところへ迫っています。

米国市場では上に述べたような海外市場における不安に加え、6月の消費者信頼感指数が予想を大幅に下回ったことが嫌気されました。

ナスダック総合指数の動きが特に悪く、29日の引け値は2135.18でした。最近の安値が6月8日のザラバ2139.46ですから、それを少し割り込んだカタチになっています。

同じく弱いチャートになっているのがS&P500指数で、29日は1041.24で引けています。最近の安値は5月15日の1040.78です。

まとめると:
【既にブレイクダウンしている株価指数】
上海総合指数

【明日が正念場の株価指数】
フランスCAC40指数
英国FTSE100指数
ナスダック総合指数
S&P500指数
(market hack)
今日の日経平均も大きめに下げているようです。
これから金融メルトダウンに向かっていくのか、気になるところです。
この週末にかけて注視ですな。

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