« ワタシが一番なりたくない人格 | トップページ | リアルタイム油田事故現場 »

2010年7月 3日 (土)

表面張力によって保たれている世界経済

7日連続安となったNYダウと中国・ヨーロッパ経済

【NYダウ】は週末もあり猛烈な買い上げがあり、引け前には上昇する場面もありましたが、最後には再度売られ46ドル安で引け終値は9700ドルを割り、9686ドルで終わっています。

これは9ケ月ぶりの安値ですが、一向に反発する力がありません。

米国景気の悪化が進んでいるためですが、ヨーロッパの景気の悪化も進んでおり、ユーロ圏の失業率は10%ほどで安定はしていますが、金融破たんが進むスペインの失業率は20%に迫ってきており、今後本格的に不動産バブルが崩壊に入ればどこまで失業率が悪化するか、恐ろしいものがあります。

そして問題はこの20%もの失業状態を改善しようと景気がまだましなドイツ等に出稼ぎに出かけるスペイン国民が大量に出てくれば、今度はドイツで移民排除機運が高まります。

為替は今はファンドの買い戻しもあり安定していますが、スペインの金融機関の経営危機が表面化するのは時間の問題であり、しかも今まで隠してきた不良債権が表面化するかも知れず、そうなればスペインの信用にも響いてきます。

即ち、スペイン国債の格下げです。

これが引き金になり、【ユーロ】売りが再度進むこともあり得ます。

また、フランスなどは中国人によるブランド品買い漁りでヴィトン、エルメス、シャネル等が潤っていますが、中国バブルの崩壊が進んでおり、いつ今の中国人の過剰消費が消えるか分からない状態になってきており、すでに一部では売り上げが減少してきているところも出てきていると言われてもいます。

中国経済異変ですが、一例では中国の国内新車自動車販売台数があります。

一年前に比べれば「まだ」増加はしていますが(+28.4%)、一ケ月前に比べれば<-7.5%>と2ケ月連続して減少してきており、明らかに変調をきたしてきているのです。

また、新車在庫も今や120万台を超えたと言われており(実際には150万台を超えているとも言われています)、一ケ月の販売台数である143万台に匹敵するほどの在庫が積みあがっている可能性があります。

一貫して指摘しております【上海株】も今や年初から27%もの下落をしており(日経報道)今後底抜けを演じるのは必至ですが、この裏には今まで積み上げてきた莫大な中国人の借金・不良債権があり、いずれこれらが表面化することになり、そうなれば世界は驚愕するはずです。

中国張子の虎経済が明らかになれば世界はよりどころを失い、大パニックに陥るからです。

(Nevada)

世界各国の経済状況も、コップから水が溢れる寸前の表面張力によって保たれている感じになっていますな。

特に感じるのが『中国』。

ワタシも訪中が多いのでそう感じます。

昨夜、中国との貿易(日本からの輸出)を商売としている社長と話をする機会がありますた。

その社長の仕事は古紙・庭木・庭園の石などを扱っています。

その社長曰く。

『中国の在庫の積み上げがものすごいね。異常ですよ。』

『何もかもの在庫の積み上げがすごい。』

『もう中国も限界だな。そう遠くない将来絶対はじけるね。』

『その時には世界中大混乱になるかもしれないな。』

そんなキナ臭い事を、その社長はワタシに話すのですよ。

ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ

対中貿易でイロイロな修羅場をくぐってきた社長が言う言葉だけに、

『フムフム』

と考えるワタシでございます。

« ワタシが一番なりたくない人格 | トップページ | リアルタイム油田事故現場 »

経済・政治・国際」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/531368/48784188

この記事へのトラックバック一覧です: 表面張力によって保たれている世界経済:

« ワタシが一番なりたくない人格 | トップページ | リアルタイム油田事故現場 »