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2010年11月22日 (月)

アイルランドに緊急融資

アイルランドに緊急融資へ=最大10兆円―EU

【ブリュッセル時事】

財政・金融危機に直面しているアイルランド政府は21日、欧州連合(EU)に緊急融資を正式に要請した。これを受けてEU加盟国財務相は電話による緊急協議を行い、ユーロ圏および欧州の金融安定のため、同国を支援することを決めた。EUによるユーロ圏諸国への緊急融資はギリシャに次ぎ2例目。

アイルランド支援をめぐっては、EUは18日から国際通貨基金(IMF)を交えて本格的な協議を行っている。融資額は近く固まる見通しで、最大900億ユーロ(約10兆2600億円)に上るとみられている。今春のギリシャへの緊急融資は1100億ユーロだった。

EUの声明によると、アイルランドへの支援はユーロ圏諸国向けに整備した最大7500億ユーロの緊急融資制度を活用する。同制度の発動は初めて。また、英国とスウェーデンはこれとは別に2国間融資を供与する意向。IMFのストロスカーン専務理事も21日声明を発表し、「複数年の融資を含めた支援努力に参加する用意がある」と語った。

アイルランドは、金融危機下で経営が行き詰まった大手銀行を国有化したことなどが重荷となり、財政状況が悪化している。同国の金融機関は今後、一層の資金繰り難が懸念されており、緊急融資は、こうした問題への対応に充てられる。

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やっと申請した救済要請(アイルランド)

【アイルランド】は、数兆円に上る救済策をEU/IMFに要請したと報じられており、これでようやく「第一段階」が通過したことになります。

「金融危機は終わった」と言われてきましたが、今回のアイルランドの金融危機で、「危機は終わっていない」ことを明らかにしたことになり、今後救済策の内容ではアイルランド国民、企業の反発が高まることになり、ゼネスト等が起これば政権がもたない事態に陥ることもあり得ます。

そして、この危機はイタリア・スペイン・ポルトガルに広がることは避けられず、ヨーロッパの金融市場は今回のアイルランドの救済要請を一時的には好感するでしょうが、数日もすれば、如何にひどいか実態が明らかにされますので、市場はユーロ諸国から資金を引き揚げることになります。

特に、アイルランド国債保有者への負担を求めるというドイツの主張が通れば、ヨーロッパ中の金融危機は世界中に広がります。
国債が元本で償還されないという前例を作るからです。

今回の救済策が1週間遅れたその咎が今後大きく出てくるのは必至です。

(Nevada)

週明け早々からキナ臭いニュースですな。

オワリが始まった?

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» EU アイルランドに緊急融資へ [時々時事爺]
今度はアイルランドかよっ [!/]世界が強調して景気浮揚策打ちまくってもEU圏がボロボロだから効果は限定的になっちゃうだろ [怒/]中国の成長も鈍化するだろうしさ。アメリカも相変わずだし [ふっ/]財...... [続きを読む]

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