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2011年3月 1日 (火)

ニッポンの大企業はニッポンを捨てるのか?

鋼材(在庫増加と値上げ発表)

1月末の薄鋼板の在庫が387.6万トンと12月末に比べ+5.9万トンとなり、2ケ月連続の増加となり、在庫率が2.18ケ月となり、基準の2ケ月分を超えてきています。

このような中、【新日鉄】は値上げを表明していますが、在庫が増加するなか値上げなど通るはずもなく、かつ韓国・中国等からの輸入も増えることもあり得、鉄鋼会社は原料高の中、厳しい対応を迫られることになります。

現在の状況が続いた場合、【新日鉄】等は赤字に転落し、コストが高い日本での生産を取りやめることもあり得ます。

JX日鉱日石エネルギーは300人削減、JVC・ケンウッドは750人削減が報道されていますが、生保業界でも外資系の合併により大規模な事務系スタッフ・営業マン削減等が取沙汰されており、人件費が高い日本国内の人員を減らす大企業が続出してきています。

平均的な日本人の給与所得が500万円としますと、現在の1ドル83円で換算すれば、$60,000にもなります。
$60,000は、中国・ブラジルの労働者からすれば夢のような金額になります。

日本では500万円では生活が苦しいとなりますが、海外では夢のような収入になり、それなりに感謝されるのであれば企業はそのような国に出向き投資をします。

今、日本企業は「日本人の雇用を守り、企業を潰すのか」、「日本人を解雇し、企業を守るのか」、大きな分岐点に来ていると言えます。

TVでも報じていましたが、アメリカの超一流大学を卒業しましてもまともな就職先がなく、就職に困っている時代であり、企業は海外に目を転じれば、いくらでも優秀な人材が日本人より遥かに低賃金で採用できます。

中国であれアメリカであれ他の新興国であれ、優秀な人材を採用する
機会が目の前にある今、本社の言語を【英語】にする動きが加速しており、本社移転が水面下で急速に進んでいる大企業が多く出てきていると言われています。

鉄鋼会社がコスト削減の究極の手段である、日本国内の高炉廃止等に踏み切れるかどうか。

日本企業の決断が迫られています。

(Nevada)

日本の大企業が海外進出を今以上に進めていくとなると、日本国内の労働現場そのものが激減していきます。

いっそう若人の就職環境は悪くなり、最終的に国力は落ちていきます。

日本人が日本国内で労働し賃金を得て、日本国内で消費する。

これ経済の基本だと思うのですよね。

いくらグローバルを叫んでも、国内でお金が回らない(消費しない)かぎり、絶対に経済はよくなりません。

自分の孫子に大きな傷を残していく現在の経済環境です。

政界、経済界一丸となって今の困難な日本の経済を立て直していかなければならないのに、己の利しか考えていない政界、経済界の人たちです。

ニッポンは本当に終わったのかもしれません。

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コメント

まったく同意見です!
もう行かないでしょう。

>KATUさま

あそこまでお客をバカにした感じを受けたのは初めてです。

長くはありませんね。

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