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2011年8月20日 (土)

国家は国民を被ばくさせる道を選んだっていうのか?

・・・・・前項略・・・・・

 *激白 「国の対応のせいで被ばくは拡大した」

玉川「避難させないことによって、しなくてもいい被ばくをした人が福島の中にいっぱいいるということになるんじゃないですか?」

小出「もちろんです。ですから日本の国というのは、チェルノブイリの事故が起きた以降にひょっとして事故が起きるかもしれないし、起きた場合にはどういう放射能がどのように広がっていくのか、時々刻々と計算して、住民の被ばく量を評価して、事故の対策をとるとということを原則にしていました。そのためにSPEEDIと呼ばれている計算コードを作ろうとして、たぶん100億円を超えるお金をそれに費やしたと思いますし、20年を超える時間を費やしてやってきていたのですね。

ですから、今回の事故が起きてからも、SPEEDIを開発してきた人たちは、多分もう徹夜に近い状態でその計算を繰り返して、どちら側に放射能が流れていっているということをやっていたのだと私は思います。

ところがそのことを日本の政府はすべて秘密にしてしまったのですね。

半月ほど経ってその計算結果を出してきましたけれども、その計算結果を見る限りでは、南西方向と北西方向に放射能の雲が流れて、流れた時にヨウ素という放射能をですね、吸いこんでしまって、子どもを含めて大変な被ばくを実はしていたと後でわかったわけです。

本当はそれが初めにわかれば、ヨード剤というものをせめて子どもに飲ませて子どもの甲状腺の被ばくというのを少なくするということをできたはずなのですが、残念ながら日本の政府というのはむしろ隠してしまって、子どもたちの被ばくを放置してしまったということになりました。」

 *疑問 「国が健康や命より優先したものとは?」

玉川「少なくとも健康が目的であって、そのために基準を作ったのですね?」

小出「そうです。そうです。」

玉川「ところが、今、基準を上げたっていうところは、健康よりも別のものを優先しているとしか感じられないんですけれども。」

小出「もちろん そうです。」

玉川「これは何ですか?」

小出「それを認める以外に国家の崩壊を止められないからです。

これまで日本の国が作ってきた法律を本当に厳密に守ろうとするなら、福島県全域に匹敵するぐらいの土地を放射線管理区域にして、人々をそこから追い出さなければいけない、無人にしなければいけない。

目で見たら何でもありません。平和な自然のように見えるかもしれないけれども、放射線が目で見えないために、そこで暮らす危険を抱え込んでしまう。そのために放棄しなければいけない・・それはもう信じることができないほどの広大な面積だということなんですね。

それは・・日本の国家から見れば、たぶん受け入れられない。だからもうこうなってしまえば、住民を被ばくさせるしかないという、そういう選択を国家がしたんだと私は思います。」

http://www.asyura2.com/11/genpatu15/msg/650.html(詳細)

(小出裕章 (京大助教) 非公式まとめ)

確かに福島第一原子力発電所の事故以来、放射線に関しての法的なものはいとも簡単に変更され、そしてそれが当たり前のように政府の判断基準になっていますよね。

最終的に法律なんてものは無いに等しいのですね。

法律にはワタシ詳しくないのですが、政府内でいとも簡単に変えられるんでしたっけ?

「国家の非常時には法はあってないようなもの」というような法律でもあるんでしょうかねぇ。

そこまで大変な事故であるならば、もっと政府も毅然とした行動をして欲しいものです。

言うだけ無理か、今の政権じゃぁ・・・・・・・・・・

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