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2012年2月13日 (月)

ええ学校行ってなんになる

学歴で測れない能力が問われる時代

 日本を支えた輸出産業が青息吐息のようだ。12年3月期決算の見通しは、赤字がズラリと並ぶ惨状。パナソニックは製造業として過去最大規模となる7800億円の赤字である。経営の立て直しは急務で、生き残りをかけた人員削減や設備の見直しも目立つ。NECは国内外で1万人を削減し、TDKは国内7工場を閉鎖するそうだ。

 大手メーカーの業績不振は、経常黒字の急減につながっている。11年は前年の43.9%減というから、ほぼ半減だ。輸出の拡大で経済を拡大させるという日本型の成長モデルは通用しなくなっている。

 昨年は東日本大震災やタイの洪水で国内生産が停滞した。天災の影響は甚大である。だが、これらの要素は、時計を少し早めただけだ。いずれ貿易黒字でやりくりする時代は終わる。英国や米国といった先輩と同じ道をたどるだろう。

 物価も人件費も高い日本は、産業の空洞化が避けられない。製造業の経営者は、地球をぐるりと見渡して、自社に最も有利になりそうな場所に白羽の矢を立てる。もの作りがローコストな場所で行われるのは自然の流れだ。人も物もカネも自由に出入りするグローバル時代に、国境を越える企業をつなぎ留める術はない。

 経費を抑えられる生産地でモノを作って第三国に売り、儲けた利益を本国に送る――これからの日本は、所得収支で食っていくことになるだろう。むろん、それだけでは足りない。国民の生活を維持していくのは困難だ。稼いだカネだけではなく、人も招き入れる。日本の文化や伝統で観光客を誘致し、彼らが落とすカネで収支のつじつまを合わせるスタイルだ。

 それでも国内の雇用は不足するだろう。日本の文化をどんどん売り出せば、伝統に根ざした産業や、それに関わる職人たちも必要になる。新たな受け皿となる可能性は高い。だが、それで今の中学生や小学生が満足に働けるだろうか。おそらく厳しい。雇用は細る一方だ。有名な大学を卒業さえすれば、何とか食っていける時代は終わった。国内に仕事がなければ、海外に出るしかない。産業と一緒に、人も、グローバルに勝負せざるを得なくなるだろう。

 あうんの呼吸は通じない。異文化でたくましくやっていけるコミュニケーション能力や語学力も必要だ。必ずしも学歴で測れない力が問われる時代になるのは間違いない。日本で生きるのは、どんどん難しくなっていく。

(日刊ゲンダイ)

ワタシが就職する頃は、一人に対して2社3社と企業から声がかかりました。

ワタシの卒研がとある企業の依頼の研究実験だったので、その企業からはどうしても来て欲しいと担当教授と一緒に料亭、御茶屋での芸者遊びの接待を受け、教授にも『お前、行ってやれ』とせまられたモンです。

あの頃が懐かしいですわ。

今のご時世、どんな高学歴であっても就職難。

う~む・・・・

こういった時代は『世渡り上手』がすべてと言ったら過言でしょうかね。

ワタシ的にはそう思ったりするのですがね。

278 サイン・コサイン・タンジェント。

それがど~した。

ワテはソロバンが弾けまっせ!

そんな感じで生き残ってきた極小企業経営者でございます。

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