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2012年4月18日 (水)

中国賃上げ狂想曲

「賃上げ、今年あたりで限界」と中国で会社経営の大前研一氏

 中国「何でも欲しい病」の象徴の一つが、労働者の賃上げだ。かつて“安い労働力”の代名詞だった中国人労働者は、このままいけばアメリカ国内の労働者の賃金をも上回るという。もしそれが現実になったら、どうなるのか? 大前研一氏が「何でも欲しい病」の末期を予測する。

 * * *
 いま中国は「所得倍増計画」を推進している。企業の従業員の賃金を毎年15%ずつ引き上げ、2011‐2015年の第12次5か年計画の期間で2倍にすることを目指しているのだ。

 しかし、これは論理的にあり得ない。なぜなら、もし計画通りに上がっていったら、3年後には中国の賃金がアメリカのブルーカラーの賃金を上回ることになり、そこまで人件費が高騰すると企業が中国から逃げ出してしまうからだ。

 私自身、中国で会社を経営しているので毎年15%の引き上げを強いられているが、賃上げは今年あたりで限界だ。これ以上高くなったら、よほどの付加価値を持つ企業でない限り、日本の地方に会社を移すか、他の国を見つけなければやっていけなくなる。

 日本は自国内でも1980年代に円高や賃金上昇を経験しているが、生産性やイノベーション(革新)で乗り切り、その後は本格的な海外シフトで乗り越えてきた。中国では、そのような経営改善が伴わないまま、政府の方針として企業に下ろされてくる。

※SAPIO2012年4月25日号

8426 ワタシが生業としている業界(墓石加工卸)においても、中国の工場の人件費の高騰や諸経費の高騰により、中国産墓石の輸入価格もドンドン上がっているようです。

中国では3年前くらいに3万円くらいだった工員の給料が、今では6万円~7万円。

腕のいい職人だと10万円くらいの給料。

事務職でCADが出来る人で、3年前2万円~2万5000円だったのが、今では7万円。

『所得倍増計画』どころではなく『所得3倍増計画』といった感じです。

3Kの職場の代表格のような墓石加工工場に「1人っ子政策」で育った若者は敬遠しがちで、慢性的に人手不足。

日本の石材店サイドの納期は厳しく、納期内にコンテナに積んで出港させなければならないので、品質は二の次三の次、とりあえず出荷しちまえってな感じが現在の中国加工墓石の現況です。

そんな感じなので、日本での手直しが多い事、多い事。

そんな手直しの仕事までワタシの工場に依頼が来ます。

『高かろう悪かろう』に向かいつつある中国加工墓石。

たぶん他の業種も同じような感じだと思いますよ。

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