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2012年5月25日 (金)

価格競争は業界を衰退させるだけ

すき家の激安「たまごかけごはん朝食」登場で“朝メシ200円戦争”勃発?

 牛丼業界での値下げ競争が盛り上がったのも今年の初め頃まで。今はすっかり落ち着いた感がある。というより、各社とも、もはや牛丼の値下げ競争には息切れ状態となっている。

 ところが、5月15日の朝5時、新たな戦いの火ぶたが切られた。今度の戦場は朝メシ。

 この日、ゼンショーが展開する「すき家」が朝食メニューに200円ポッキリの「たまごかけごはん朝食」を投入したのだ。外食で200円という値段も驚きだが、まさかTKG(たまごかけごはん)を持ってくるとは! すき家も思い切ったもの。

「朝食メニューは今までも販売しておりました。これまでで一番安かったのが、『朝食セット』で280円という商品でした。それをブラッシュアップした商品として、たまごかけごはん朝食を出しました」(ゼンショー・広報)

**中略**

ライバルチェーンにとっては、厄介な商品が出てきたといったところではないだろうか。

「すき家さんがやるからウチもやるというのはないと思います。今のところはなんとも言えません」(松屋フーズ・広報)

 静観しているものの、牛丼にしても、すき家の価格にことごとく追いついてくる「松屋」の動きは気になる。特に「今のところはなんとも言えない」という含みを持たせるあたり、何かニオう?

「吉野家」はといえば、すき家の200円朝食については、「他社さまのことなので、コメントはできません」と前置きしながらも、

「朝食は食べない人もたくさんいますから、以前はさほど重視されていませんでした。しかし、外食産業にとっては夜も昼も、特に昼食は飽和状態ですからね。そうなると、やはり残された時間帯に活路を求めていくとか、さらなる売り上げの場を求めていくというようなことは出てきますよね」(吉野家・広報)

 と、朝メシの戦略的な位置づけの重要性を説いてくれた。

 松屋も吉野家も、これまで守ってきた朝の定食の下限350円という価格を見直す可能性もあるかもしれない。となれば、まさしく“朝メシ200円戦争”が始まることになる。今後の業界の動きを経済評論家の森永卓郎氏に予測してもらった。

「このままだと、たぶんすき家のひとり勝ちになると思います。なぜかというと、サラリーマンのお小遣いがここのところずっと下がり続け、昨年もバブル崩壊以降の最低を更新していて4万円を切りました。なかでも昼食代が特に落ちていて、10年前は710円だったのが、今は490円まで落ちている。真っ先に切り詰められるのは昼食代、そして、朝食を外で食べなければならないサラリーマンにとっては、朝食代なんですね」

 そこに200円はインパクト大だ。

「牛丼業界では結局、メニューの質よりも価格のほうが圧倒的に優先されるということが明らかになりました。だから、300円台の朝食メニューに200円をぶつけたら、200円が勝つに決まっているんです。これから他社も質を落として価格競争をしていくことになると思います」(森永氏)

 牛丼値下げ競争時に「価格競争ではなく、質を高めて存在感を高める」と吉野家の安部修仁社長がコメントしていたところを見ると、吉野家がすぐにすき家の後を追うとも思えないが、松屋を含めて、朝メシ200円戦争の行方が気になるところだ……。

(週プレNEWS)

590 価格競争の渦に巻き込まれたら、どちらかが倒れるまで続く事になります。

相手が倒れるまでの消耗戦。

相手が倒れた時には自分もボロボロ。

再起不能に近くなります。

そうやって業界が衰退していくのデス。

ワタシの業界(墓石)でもそう。

地元の墓石卸業者の撤退・倒産が相次いでいて、地場産業といわれた30年前の見る影もありません。

ワタシ的発想としては『オレの会社が一人勝ち』ではなくて、『ミナ程々でいきましょう』がいいんですけどね。

そういった事を言ってるから大成しないんだと言われそうですが・・・・・

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コメント

過ぎたるは及ばざるがごとし

なのでしょうね。

>逃げられない日本人 さま

おはようございます~

まさにそのとおり。
「過ぎたるは及ばざるがごとし」なのですよね。

ワタシの業界で言えば、中国輸入製品に依存しすぎたがゆえに、価格競争が激化し国内加工業者は全盛期の10%以下に減ってしまいました。今になって中国の人件費の高騰で製品価格が上がってきて、国内回帰しようにも墓石を作れる工場が少なくなっていて、小売業者は仕入れルート確保に追われているようです。

日本の企業は、日本の人件費が高い、税率が高い、などの理由で、海外に生産拠点を移行して現地人を安くやとっている企業が多くなってきているのでしょう。

確かに価格競争に勝つためにはその方向にいきたくなるのかもしれません。

日本の国土は資源の乏しい国です。頭脳を使い新たな物を生み出したり、他国より研究を重ね良い物作りをしたり、人一倍勤勉に安い労働で働いて、そのような暮らしをし、日本は戦後復興し力をつけてきました。

そんな頑張る親の姿を見て子ども達も、大人には一目置き、言うことを聞いて子どもらしく育っていきました。

ところが、今の日本は、月火水木金金金という時代に比べ、働きません。なのに給料ばかり高くなってしまいました。

これまで上向きの日本にしてきてくれた勤勉世代の余力もしだいに使い果たし、やがて逆放物線を描くごとく下降曲線に陥り、

今はすでに下降曲線を加速度的に下降中です。

そこで海外に会社を移し、安い人件費でまかない、製品の質もおとし、目先の販売価格を抑え、販売競争に勝とうとしのぎを削っています。

そこの人件費があがれば、またもっと後進国を狙って生産拠点を移すわけです。

これで果たして対処していけるのでしょうか。

私は疑問を感じます。

他国との競争にうち勝つためには、基本は自国民の他国民に勝る勤勉さ、物作りへの自国民のたゆまぬ努力、やはりこれが基本にあってこそ、勝負になるのだと思います。

サボって楽してその上、人のフンドシで相撲とっておいて、日本を拡大、向上させようなんていうのは、どだい無理があるんじゃないでしょうか?

やはりなんとか自力でやろうと思っても、もはやその時はそのような環境はなくしてしまっているわけです。

技術の継承とともに、人一倍の勤勉さと世界と渡り合える適度な自国の人件費という裏づけが継承されていてこそ、将来的にも勝負していけるものと思っています。

安易な外国への移転は、所詮他人の庭に仮住まいしているだけのことで、一端中が悪くなったり、有事になると、全て相手の地に財産を置いてこないといけなくなるのです。

その時はもともこもなくなります。

先の大戦で中国大陸に引いた線路は全部置いてこざるを得ませんでした。

余り働かずして高給料とっておいて、苦しい苦しいと安易に会社を海外に移すのは本当の解決索とは、到底私には思えないのです。


打ち間違いの誤字が多くてすみません。

中が悪くて→仲が悪くて

解決索→解決策

でした。まだあるかもしれません。

ご容赦を…。

>逃げられない日本人 さま

ワタシの業界においても、中国に依存しすぎた故に、国内の後継者がほとんどいない状態に陥っています。

日本国内でに事業に限界を感じ、現経営者が次の世代(息子など)には「この業種には将来はない」とばかりに、後を継がせることをあきらめてしまいました。

せっかくの国内回帰に向かっているのに、後継者なし→廃業の道を選ぶ極小企業経営者が多いのが現実です。

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