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2014年8月20日 (水)

広島土石流の件

花こう岩「表層崩壊」の可能性…大規模土砂崩れ

 広島市で発生した大規模な土砂崩れについて、複数の専門家は、山の斜面にある花こう岩の層が「表層崩壊」を起こした可能性を指摘している。

 崩れた土砂が渓流に流れ込み、土石流になって住宅をのみ込んだと見られる。

 今回の豪雨は、日本海の停滞前線に向かって、暖かく湿った空気が、東シナ海方面から大量に流入したことで発生した。気象庁のレーダー観測によると、広島県では、多くの積乱雲が北東―南西方向に、長さ約100キロにわたって連なっていた。「線状降水帯」と呼ばれ、これが長時間、同じ場所に居座ったため、記録的な豪雨になった。

 土砂災害を研究する「砂防・地すべり技術センター」の山下勝砂防部長によると、表層崩壊が起きた山の斜面には、長年、風雨にさらされてもろくなった花こう岩の「まさ土」が堆積している。花こう岩は水を含むと崩れやすくなる性質があり、大雨で不安定になった表層が崩れたらしい。

 京都大の佐々恭二名誉教授(地滑り学)は「崩れた土砂の威力は、渓流を下っていく過程で大きくなる。大雨で少しずつ渓流に堆積していた土砂と合わさって、土石流の被害が拡大したのではないか」と指摘する。

(gooニュース)

今回の災害で、被害にあわれた方々にお見舞いを申し上げますとともに、お亡くなりになった方々のご冥福をお祈り申し上げます。

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>>長年、風雨にさらされてもろくなった花こう岩の「まさ土」

Img_4005本来、花こう岩は硬く、墓石などにも使用されるものですよね。

この写真は、先ほどワタシの会社で撮ったものです。

花こう岩を切削したものです。

右側の白っぽい部分は、墓石に使用できる硬い部分です。

左側の茶色の部分は、花こう岩の表面が風化して脆くなった部分です。

手で触ればボロボロと取れてしまします。

今回、大災害に見舞われた場所は、この茶色の部分が山に沢山ある場所だったわけですね。

風化して隙間だらけですから、水分も含みやすいでしょう。

そして脆く崩れやすい。

水分を多く含んで重みを増したボロボロの崩れやすい石(地層)・・・・・。

どうなるかは、すぐ想像がつくでしょう。

そういった場所の麓では、本来、住宅などは建ててはいけない場所なんだと思いますよ。

Img_4006この写真は風化しきった花こう岩です。

見ただけでも、すぐ崩れそうな感じがするでしょう。

実際、手でやや強く押せば少しづつ崩れてしまします。

とりあえず本業に絡んだお話をば・・・・・。

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コメント

なるほど、地形だけでなく、岩や土の性質を調べるのも危険回避に必要な事なんですね。

もろくなった下降岩じゃ危なくて住んでられません。

>逃げられない日本人 さま

山の採石場にも、この「まさ土」が大量に砂状になって堆積しております。

大雨で流れるとこがあるので、土砂の堆積場を作って対策をしているのです。

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