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2014年10月30日 (木)

米量的緩和終了!ニッポンはどうなる?

がつ米量的緩和が終了 雇用改善、ゼロ金利は維持

【ワシントン共同】

米連邦準備制度理事会(FRB)は29日、米国債などを購入して市場に大量のお金が出回るようにする量的緩和政策を予定通り10月末で終えると決めた。雇用情勢が著しく改善したと判断した。事実上のゼロ金利政策を当面続ける方針は維持した。

リーマン・ショック後の厳しい経済情勢を下支えするため続けてきた異例の米金融緩和策は「出口」へと節目を迎えた。

2012年9月に始まった今回の量的緩和の資金供給額は1兆6千億ドル(約174兆円)を超え、過去2回も足し合わせると総額は4兆ドル近くに上る。金融引き締め過程では、世界経済に混乱が起きる場面もありそうだ。

1b52708csアメリカの量的緩和の終了決定で、為替が1円近く動いています。

これから世界中で激変が起こるかもしれません。

そういった事を、2013年9月13日の株式日記で的確にコメントしています。

NHKスペシャルで「マネー氾濫」という特集をやっていましたが、いま世界で起きている金融異変をわかりやすく特集していた。新興国バブルについては前々から株式日記でも書いてきましたが、テレビの映像で見えるように報道されると実感がわいてきます。

世界経済はアメリカの金融緩和が命綱を握っていますが、バーナンキが金融引き締めに転換すれば世界的に金融大波乱が起きるでしょう。

現在の新興国ブームは、90年代から始まっており、ゴールドマンサックスがBRICsという新語を作って新興国投資ブームを続けてきた。

ゴールドマンサックスはアメリカの金融国策会社のようなものであり、財務長官もゴールドマンサックスから出していた。

そのようなブームもリーマンショックで破たんして、政府は金融国策会社を救うためにFRBが不動産担保証券を買うなどして金融国策会社を救った。

日本のバブル崩壊においても、不良債権を政府や日銀が買い上げて救済していればバブル崩壊も20年も続く事は無かったはずだ。

しかし政府は銀行に不良債権の処理を強制して多くの銀行は竹中金融庁に潰されかかりましたが、合併統合などで何とかピンチを切り抜けた。

日本はなぜFRBのような大胆な金融緩和ができなかったのだろうか?

それは欧米などの圧力で、日本が金融緩和して円安になれば新興国ブームが終わってしまうから日本はFRBのような金融緩和政策が取れなかった。

日本の円高は新興国への投資となってゴールドマンサックスのBRICsブームを支えた。

中国や韓国は人民元安やウォン安を利用して輸出を拡大して行って高度経済成長を支えた。

NHKなども中国の巨大市場を煽って中国への投資を呼びかけましたが、アメリカの金融引き締め観測はドルの逆流を促している。

中国国内でも不透明なシャドーバンキングが時限爆弾になりかけていますが、流れ込んできたドル資金が逆流して、中国国内の多くの開発計画がとん挫している。

リーマンショックで中国は54兆円もの金をばら撒いて高度成長を維持しようとしましたが、長くは続かない。

さすがに中国への投資が危ないと気が付いた日本企業は中国からの撤退を模索していますが、簡単には撤退させてくれない。

中国の国内法で何重にも規制がかけられて簡単には撤退できないようにしている。

企業を転売できなければ韓国企業のように夜逃げしてしまえばいいと思うのですが、バカ正直に踏みとどまっている。

まだ中国の13億人の巨大市場の幻想に囚われているからですが、アメリカの大規模な金融の引き締めに転ずれば中国の巨大市場は絵に描いた餅になる。

アメリカ政府はショックを和らげるために日本の金融引き締め緩和を認めましたが、アメリカの投資ファンドは引き揚げた後を日本のマネーで貧乏くじを引かせるつもりなのだろう。

中国もブラジルも多くのファンドが焦げ付いて返済が不能になってきているようだ。

多くがドル建てだから新興国は返済用のドルを買い集めなければなりません。

その為にブラジルのレアルなどが暴落していますが、それが国内インフレを招いている。

ブラジルなどは慢性的なインフレに長い間苦しんできましたが、新興国ブームで資金も技術も海外から提供されて経済が活性化された。

日本の遅すぎた金融緩和で円安株高になりましたが、円安で新興国に影響を与えており、韓国経済が変調をきたしている。

中国も日本からの投資が減ってアジアシフトが続いている。

中国のシャドーバンキングや韓国の個人の負債の増加は時限爆弾であり、これらの国への追加的な融資は焦げ付きのもとになるだろう。

このような状況ではアメリカ国内だけの都合で金融緩和解除するわけにもいかず、18日のFRBは金融緩和政策の継続を発表しましたが、アメリカでは株価も新高値で不動産もバブル復活を思わせるものがあります。

しかしこれは中国でも見られたように金融緩和を続ければ無駄な投資が拡大して不良債権を増やしてバブル崩壊のショックを大きくするだけだ。

バブルの崩壊は、FRBや中国政府が行ったような金融緩和で先送りにすることができますが、問題はいつ金融引き締めに踏み切るべきかが難しい。

引き締めればショックが大きすぎて世界経済に混乱が起きる。

バブル崩壊が近づいたと見れば現金を増やして負債を減らす事であり、日本企業は内部留保を200兆円以上も貯めこんでバブルの崩壊を待ち受けている。

(株式日記)

ワタシの投資の師匠曰く。

「世の中の危機はチャンス也」

「本当の資産家は危機が起きたり、暴落して世間がパニクッている時に買うのじゃぁ!」

と申しております。

B0141397_11561417資産のないワタシには無縁なのでございますが、「資産(お金)のある人は、ますます資産(お金)を増やしてしまう」。

資本主義とはそういった世界なのでしょうね。

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コメント

世界のシナリオ書く人は、笑いがとまらないでしょうね。

>逃げられない日本人 さま

一握りの人たちによって世界経済は牛耳られていますよね。

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